直島の本村地区で南寺をみるために整理券をもらったのだが、待ち時間をつぶすために近くにあった雰囲気のいい古民家カフェに入ってみたら、それが猫カフェだった。
店内は普通の民家のダイニング部分をカフェにしたような感じでかなりアットホーム。猫たちは間仕切りされたリビングエリアにいて、彼らとたわむれるためにはカフェで食事をしたあとに、別途30分500円を払って遊ぶというシステム。
僕は猫は間仕切りのガラス越しにみただけなのだが、かなり元気いい猫たちで、僕がご飯を食べ始めたら「じいっと」凝視されたので、猫は別室というのは理由があるのだろう・・きっと。
ちょっと独特の雰囲気がある。
ご飯は名物らしい「にゃおしまカレー」を注文。やってきて食べてみた感想としては、普通に実家でお母さんが作ったカレーを食べているような気分になった。具材が結構入っているからかも。でも、ネーミングに反して味は普通。良くも悪くもないが、あえてここで食べなくてはいけないかといわれると・・食べなくていい。
このお店をカフェと呼ぶのはちょっと憚られるものがあり、どちらかというとぱっと見では民宿の食堂のような雰囲気なのだが(実際同じ敷地内には民宿がある)、まあカフェと名乗るからにはカフェなのだろう。
僕は猫好きなので、猫カフェに行くのは全然うれしいし楽しい経験なのだが、まあ・・全世界の猫カフェを旅歩きたいという人か、猫好きじゃないと、このカフェに来る理由はあまりないかもしれない。
ちなみに、直島の島内には結構あちこちに猫がいて、なかには結構フレンドリーなのもいるのだが、尾道にいる猫たちほどには打ち解けていない。まあ、いまの時期は人が多すぎるせいなかもしれないが。
直島は芸術祭の期間以外に来た方が楽しいのかもしれないなあ・・とか思って島を後にした。
cat cafe にゃおしま
香川県香川郡直島町774
コメントを残す