日本最北の駅、稚内駅のセイコーマート

はじめて稚内に来て、なんだか不思議な感覚になった。
街を歩いているとロシア語の看板があちこちにあるし、もちろんここは日本なのだけど、東京からずいぶん遠くまで来たこともあって、ちょっと海外の街に来たような気分になる。

手持ちの現金を足しておこうかと思ったら、町中で銀行を見つけてATMからいつものように日本円で引き出しができる、当たり前なのだけどちょっと不思議な感覚がある。

そして稚内駅。思っていた「最果て」とは違っていたけれどなんだか楽しい。

稚内駅は日本最北の駅で、「最北の駅」という言葉から、僕は勝手に、もっと寂しい終着駅を想像していた。列車が行き止まりになった先に小さな駅舎があって、その向こうにはもう何もないとか。実際、稚内駅のホームは一本だけ。線路もここで終わっているし、駅単体としてはやたらと小さい。でも、実際はそうじゃないのです。

駅舎は新しく、その中にはコンビニがあり、映画館まである複合施設になっている。一番良かったのはホームを眺められる展望デッキでここから入線してくる列車を見ることができるのです。19時についた最終の普通列車を眺めたりする。

駅は旅行者が列車に乗り降りするだけの場所ではなく、地元の人たちもやってきて、人が集まる場所になっているのがいいなと。なんだか暖かい場所な感じ。

稚内でも、やっぱりセイコーマート

稚内駅

そして北海道に来ると、やっぱり寄りたくなるのがセイコーマート。北海道を旅行すると何度も見かけるコンビニだけど、僕はセイコーマートで北海道らしいお惣菜や食べ物を買うのがとても好きなのです。

観光地の有名店で食べる料理とはまた違って、その土地で普通に暮らしている人が買っているものを食べられる。北海道を旅しているときの、ちょっとした楽しみのひとつだと思う。日本でいちばん北にある駅まで来て、いつものようにコンビニに入って食べるものを買う。

夜の稚内駅
最終の各駅停車が到着、まだ19時過ぎだけど

少し歩けばロシア語の看板があって、海の向こうにはサハリンがある。
それなのに駅では映画を見ることができて、ATMでは日本円がおろせて、セイコーマートでは北海道らしいお惣菜を買うことができる。

稚内駅に来るまでは「日本最北の駅=最果ての駅」だと思っていたけれど、実際に来てみると、ここは最果てというよりも、この街で暮らす人たちの日常が集まる場所になっている。時間あったらここで映画見ておきたかったなあって旅行から帰ってきても思い出したりするところです。

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