大地の芸術祭 2015 – 中里エリア編
越後妻有の大地の芸術祭 アートトリエンナーレ。中里エリアについて。このエリアは十日町と津南の間にあって、区分が難しい。十日町エリアで書いた「再構築」という作品は中里エリアの方がよかったかもしれない。僕が泊まったベルナティオも中里エリアにある。比較的狭いエリアだけれど、いろいろ詰まったエリアだなというところ。
ここでの新しい見どころは清津峡倉庫美術館。廃校になった小学校の体育館がリニューアルされて美術館になっている。大きな室内に前衛的な作品が数点並んでいるのは、なにをどう捉えたらいいものやらって感じはあるものの、なんだか居心地はいい空間。駐車場が狭いので、結構混雑していた。

再構築

清津峡倉庫美術館
メインの見どころは「ポチョムキン」と「たくさんの失われた窓のために」。どちらも、公園の一角になっていて、無料開放されているものなのだが、このふたつはとても深いなと思っている。
ポチョムキンは白と黒のコントラストが不思議な感覚をもっていて、全体的にみると戦艦のような形をしているようにも思える。川に面した空間からのんびりと越後妻有の風景を眺めるのは時間を忘れてしまいそうな体験。

ポチョムキン

ポチョムキン

ポチョムキン

ポチョムキン
たくさんの失われた窓のために、はこのゴールデンウィークの旅でも観に来ていて、春と夏では風景がまた違っていて、山の雪がなくなっている代わりに緑が濃くなってきている。
ここから眺める里山の風景が本当に好きで、自分が生まれ育ったエリアでもないのに懐かしい感じがする。
近くの公園にも作品はいくつかあって、草月流がつくった竹のインスタレーションは、草月流の人たちっぽい作品だなと、トンネルをくぐっていくのもまた楽しい。


そして、なんといっても越後妻有の田園風景。きれいに整えられた棚田に実る稲穂は、はやくも秋の雰囲気が近づいてきている。しかし、本当に美しい風景だな。
このイベントがなければ来ることもなかった風景を見ていられるのは、なんという巡り合わせなんだろうって思う。この風景をみたインドネシアの作家がつくる「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」という風車はまたよく馴染んでて、みていて面白いものだった。

カクラ・クルクル・アット・ツマリ
それにしても、アートの作品ではないけれど、この田園風景は本当に美しかったなあというところ。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015











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