大地の芸術祭への旅 2015年
この夏にもっとも長い旅。新潟の越後妻有で3年に一度開催されている大地の芸術祭へ行ってきた。なんだかんだと毎年のように来ているので、だんたんなじみ深い地域になっているのだが、それでもこのトリエンナーレの時期は特別な雰囲気。
今回の旅ではいつも泊まっているベルナティオを拠点に2泊3日まるまる全部、この芸術祭をみてまわった。結局3日で越後妻有のなかを移動するだけで200キロくらい移動していてびっくりした。まあ、広いエリアでやっているイベントだよなとは思っていたけれども。
そして、2泊3日で見てまわるには全然足りなくて、しっかりと好きな作品には立ち止まり、眺めて、体験するとかやっていると一週間あっても足りないんじゃないかと思ってしまった。
そんななかで最もインパクトがあって来てよかったなあって思ったのはスマイルズがやっていた「新潟産ハートを射抜くお米のスープ 300円」という作品。おもてなしを最高の技術と人のパフォーマンスで表現するというの、圧倒的な芸術じゃないかって思う。写真撮るの忘れたくらいだもの。
松代のエリアでは、スマイルズの劇場(みたいなものだ)のすぐそばにある名ヶ山写真館からみる里山の風景もまた美しい。
十日町のエリアでは車で通りかかったときに遭遇した「かまぼこフェイス」が楽しかった。
倉庫のシャッターに変わったかわいいことする家があるなと思ったら、地区全体ほとんどそうだったと気づいたときの衝撃。なにが起きたのかと一瞬悩んだが「そうか・・これ作品だったのか」と。
川西エリアでは高倉集落につくられた「つなぐ-還るところ-」という作品。人気のない夕暮れ時に訪れたからか、しんみりしてしまった。
津南のエリアでは何度もみているけれど「津南のためのインスタレーション‐つながり‐」が好き。市原でみるものよりも規模が大きくて圧倒的な感じがある。
一緒に展示されていた、みんなの願い事みたいな短冊が面白くて読みふけってしまった。
中里エリアでは「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」とそこでみた越後妻有の水田。収穫間近な稲穂が風に揺れていくのはみていて飽きることがなかった。
そして最後に松之山エリア。「家の記憶」という作品は、これもいつかはなくなっちゃいそうな作品だけど、その前に一度はみておいたほうがいいんじゃないかって思う。詳しいおすすめはここで書いたけれども、写真でみるより全然暖かくていい体験だなって感じられるものです。
食事については、この広大なエリアのわりにはあまり候補が少なくて、僕が行くとすれば「とんかつ つまり」、へぎそばの「由屋」は必須。それ以外だと、十日町のキナーレにあるカフェも悪くないかなあ。上郷クローブ座でのランチはすごく面白かったけれど、期間限定なのが残念。
今回の大地の芸術祭は結構時間をとったつもりなのに、盛りだくさん過ぎて全然足りなかったという、ちょっと後悔すらしてしまったが、すごい楽しい旅だった。


















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