【閉店】昔ながらの暖かい雰囲気、荒木町の「酒房 一」で過ごす夜
※2021年2月追記:店主の中森珂一さんは2020年11月27日にお亡くなりになり、40年近い歴史のあるお店は閉店となったとのことです。謹んでお悔やみ申しあげますと共に、心からご冥福をお祈りいたします。
はじめて訪れたお店なのに始めてじゃないみたいな感覚。たまにそういう場所に出会うことがあるのだが、荒木町の「酒房 一」はまさにそんなところだった。のんびりとした雰囲気、せかされることなくお酒を楽しむ、そういう夜を過ごすことができる。
酒房 一へのアクセス
荒木町にあるのだが、具体的には丸ノ内線の四谷三丁目から歩いてすぐのところ。近くには日本酒といえばここ!っていうくらい僕が好きな居酒屋「浅間」があるけれど、そこを通りすぎて四ッ谷駅方面に歩く。
左手側にみずほ銀行があり、その先の角を曲がって50mくらい行ったところにある小さな居酒屋。この通りの奥には以前訪れた坊主バーがあったりして面白いエリアになっている。

酒房 一について
金曜日の夜に訪れたいこともあり予約をしたのだけど、予約時点の注意事項としては以下の通り。
- きれいな居酒屋じゃないよ。
- ひとりで切り盛りしているから手際がよくないよ。
- 19:30までにお店に入ってね。
- そのかわり、閉店の22:30まではいていいから。
このあたりの居酒屋にしては閉店時間が早いこともあり、お客さんの入れ替わりを考えていないみたい。だから、早めに入ってほしいということ。実際、予約せずに20:00過ぎに来たお客さんには席が空いていても「今日はもうお客さん無理」と断っていたくらい。訪れる場合には、当日でも電話で一声かけておいた方が確実だと思う。
店内は古いけれど、とても清潔に保たれていてきれいな居酒屋じゃないなんて、どこの話しだよって思ってしまう。趣があるいい居酒屋だなって思う。そして、なによりお通しがすごい。三品出てきて、これみんなで分けるのかと思ったらひとりずつだった。

お通し。これだけでお酒飲んで充分楽しめる。
最初にある程度つまみを出しておいて、のんびりとお酒を楽しむ。おかずが足りなくなれば好きなものを頼むというスタイルなんだろうな。お刺身とか美味しかったなあ。
アラカルトで頼めるメニューはカウンターの向こう側に書かれている10品くらい。それほど種類は多くないけれど、どれも美味しそう。お店のおじさんに相談しながら頼むのもいいんじゃないかと思う。

地鶏、これも美味しかった

ホルモン・・だったかな?スープもまた美味しい。
浅漬けとか気になるなと思っていたのだが、もう量がないからということでサービスしてもらえたのはラッキーというか、こんなによくされたら好きになるだろうって思う。
日本酒も種類はそれほどないけれど、個性的なものが揃っていて、好きなものを頼んでみるのがいいんじゃないかと思う。ここはやはり、お酒をのんびりと飲みながらしみじみ料理を楽しむところなのだろうな。きっと昔からある居酒屋ってこういうことなんだと思う。
店主の方は初めてのお客さんには少し意識するところがあるみたいだけど、打ち解けるとすごく優しい。いい評価がされてお客さんが増えるけれど、予約して現れない客が増えるというのはレビューサイトやインターネットの功罪だろうなあって思ってしまう。
すごく雰囲気がよくて、さらに財布にも優しい居酒屋なので、大事にしておきたいところだなあってしみじみ思う。なにかこう、すごくずば抜けて美味しいっていうのではないけれど、家に帰るようなほんわかした雰囲気が好きな人は訪れてみてほしい。
酒房 一
住所:東京都新宿区荒木町3
時間:18:00-22:30
休み:土日祝(最終土曜日は営業)











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