S7航空でロシアまで(成田-ノヴォシビルスク-モスクワ)

浅草マノスでロシア料理を食べてロシアについて理解を深めたあと、ロシアへ旅行をしてきた。なんだかんだと旅程を詰め込んだら2週間ほどの旅行になったので荷物が重かったなあ。そして、エアチケットが高かった。ということで、あれこれ調べてS7航空にてチケットを購入することにした。

その結果、クレジットカードの不正利用があったりあとあと面倒なことは山ほどあったのだが、それもまた旅といえばそんなものかも。トランジットで訪れたノヴォシビルスクはいい街だったし結果としてはそんなに悪い印象はもっていない。

S7航空について

聞き慣れない航空会社の名前なのだがロシアではアエロフロートに次いで2位のシェアを誇る航空会社。もともとはシベリア航空という会社がブランド変更したものらしい。たしかシベリア航空って前に撃墜されてたような。

拠点はシベリアのノボシビルスクでモスクワへの直行便はなく、ここでトランジットする。モスクワでは新しい方のドモジェドヴォ空港をハブにしていて新しくて便利。意外にもワンワールドに入っているのでJALマイルをためることができる。

成田空港にて。この小さな飛行機でヨーロッパまで行くとかうそだろって思った。が、実際飛んだ。
成田空港のチェックインカウンター。カオスです。1時間くらい並んだ気がする。
でもまあ、飛んでしまえばこっちのものだ。

エアチケットの購入とクレジットカードの不正利用

エアチケットは航空会社のサイトから直接購入した。ここで注意が必要なのは預け入れの手荷物20キロはエアチケットに含まれておらず別途購入が必要になっている。成田空港でのチェックインのとき、これを知らない乗客がもめているせいで危うく飛行機に乗りそびれるところだった。手荷物の購入はお忘れなく。また、座席指定も有料です。

どこかのブログなどで公式サイトからのエアチケット購入したあと、クレジットカードが不正利用されたとの情報をみていて、たまたまだろうと思いつつ、僕も念のためほとんど使わないサブのクレジットカードで購入をしておいた。そうしたら、2ヶ月後くらいにクレジットカード会社から「あなたのクレジットカード不正利用されているみたいで・・とめますね」と電話をうけてカードが再発行されたのには驚いた。あれ本当だったのかと。
たまたまかもしれないが、S7航空にてエアチケット買うときは予備のクレジットカードなど再発行されても困らないもので買った方がいいと思う。

シベリア上空を飛んでいる。この森の間に小さな街がある風景が好き。そこにある生活を想像してしまう。

チェックインとノボシビルスクの乗り継ぎ

ウェブチェックインはあってEチケットも発行されるのだが、預け入れ荷物があれば空港でのチェックインが必要。で、成田空港でのチェックインは前述のとおり預け入れ手荷物の件でもめる人が続出するので時間がかかることを予測しておいた方がいい。逆にモスクワやノボシビルスクではガラガラですぐにチェックインできた。

成田からノボシビルスクまでは8時間くらいのフライトで機体はLCCで見かけるエアバスの小さな飛行機。これでシベリアの上を飛んでヨーロッパまで行くなんて正気かよと思ったのだが、まあ行けるみたいだ。しかし機体は狭く機内エンターテイメント類は一切ないので自分がどこ飛んでいるのか分からないなど扱いはほぼLCCと同様。違いは機内食があることくらい。

成田からノヴォシビルスクまでの機内食は日本製でした。
飛行機はノヴォシビルスクに到着。シベリアのなかではひときわ大きな街だ。

ノボシビルスクでの乗り継ぎは時間に余裕があると思いきや入国審査に時間がかかりぎりぎりだった。入国したあと、審査ゲートを背に右手の方に数分進んでいくと国内線ターミナルに到着するのだが、ぜんぜん人の気配がない。

空港内にはATMがあったのでお金を引き出しておいた。ちなみに、ロシアのATMにてVISAカードでのキャッシングは1回のトランザクションあたり引き出し限度額が設定されていて僕がやったときは5000だか7000ルーブルくらいだったような気がする。もし、大きめの金額だそうとしてエラーが起きるときは金額を下げて試してみるといいと思う。

あれこれあったら入国してトランジット。モスクワ行きの飛行機もまたこれか。
国内線はアルコールなかったかも。トマトジュース頼んでみた。
そして国内線でも機内食でました。普通・・かな。
ドモジェドヴォ空港に到着。

ノボシビルスクからモスクワまでは4時間のフライトなのだが、時差もぴったり4時間なので出発とモスクワ到着がまったく同じ時間になる。行きは16時発で16時着なのはちょっと不思議なのと結構体力を奪われる。ちなみに帰りはモスクワ発深夜24時発でノボシビルスク到着は朝8時、これはこれでやっぱり体力奪われる時差だった。

まあ、色々とある航空会社ではあるけれどロシアらしいといえばロシアらしい。なんだか嫌いになれないエアラインだったな。なにせ安かったのでまたロシア行くときには利用することになるかもしれない。

S7 Airlines


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