「スパホテル カレリア」に泊まりキジー島へ向かう。
今回の旅で一番印象に残るホテルであり、また泊まりに来たいなと思った場所。サンクトペテルブルクから400キロ離れたペトロザヴォーツクはカレリア共和国の首都であり、キジー島への拠点としても有名な町だ。人口26万人ということで比較的大きな町だなって思う。
サンクトペルブルクからペトロザヴォーツクに到着したのは23時、翌日は朝から夕方近くまでキジー島へ行き、夕方18時にはまたサンクトペテルブルクへ向かってしまったため、あまり長い滞在ではなかったのだが、落ち着いていて美しい町だったなあ。
町外れのオネガ湖を望む場所に建つスパホテル カレリアはキジー島へ行くツアーをアレンジしている会社でもあり、ここに泊まると船着き場までも徒歩で行けるし、ホテルの予約時にツアーのアレンジもお願いできるのですごく便利。宿泊料金も1万円しないくらいでモスクワやサンクトペルブルクと比べると穏やかなで落ち着いた物価だ。きっとロシアってもともとはこういう場所なんじゃないかって思った。
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SPA Hotel Karelia、ペトロザヴォーツクでも有名なホテル。
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23時過ぎだが、フロント着いたら先客いてチェックインまでに時間かかった
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部屋は普通にきれい。木が多く使われていて居心地がいい。なんかようやくまともなホテルに泊まった気がする。
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水まわりもきれい。シャワー室。
ペトロザヴォーツク駅との間は3キロくらい離れているのでタクシーでの移動が便利。GETTという配車アプリだと事前に予約ができるので、列車で来るときにはあらかじめ配車を手配しておくといいと思う。僕もそのようにして駅のロータリーでまっているタクシーに乗りこんでホテルまで行った。
ホテルの予約はBooking.comにて行い、予約時のリクエスト機能にて、到着が深夜になることと、禁煙ルーム希望と、ホテルへキジ島ツアーの予約をお願いした。
スパホテル カレリア宿泊者はキジ島ツアーが20%オフになるので結構お得だと思う。概要を質問したらツアーの出発時間を教えてくれたので朝イチのツアーで行くことにした。チケットは予約番号と引き換えにホテルでチェックインのときに支払った。やりとりは英語で可能であり、レスポンスは早かった(最初の返信もそれほど遅いと思わなかったのだが休暇をとっていて返信遅れてごめんと謝られたくらいだ)。
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ベランダから眺めたオネガ湖と沈まない夕陽。これで深夜1時くらいだったはず。
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気温は10度くらいで寒かったが時間忘れて眺めていた。
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海のような波の音がなく静かな風景だった。
建物や部屋の設備はちょっと古めかしいのだが、日本の地方にある元リゾートホテルにそっくりで妙に親近感を感じる。ロビーの奥の通路を通るとクロークがあっていかめしいおじさんが荷物を預かってくれるのだがロシア語でお礼いうとものすごく親近感ある笑顔になるとか、そのさらに通路を進むと朝食のビュッフェ会場があったり、日本の昔のホテルにそっくりだと思う。
部屋はそれなりに広くて分厚い扉や暖房施設が冬の厳しさを感じる、実際6月に訪れたときも気温は10度くらいで寒かったのだが、ベランダからみえるオネガ湖とその向こう側で沈みそうで沈まない、永遠につづくかのような夕暮れのマジックアワーは寒さも、そして明日早く起きることも忘れてずっと観ていたかったし、ずっと観ていた。この風景を観にまたこの場所へ来たいなって思う。
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朝食会場、あれ?ってくらい人が少ない。いままでが多すぎたのかな。
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朝食はまあ普通なんだが美味しい。
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ホテルのまわりを散歩するのも楽しいと思う。
翌朝の朝食はごく普通の朝食ビュッフェで野菜が豊富なのは嬉しい。のんびりとオネガ湖を眺めながら食べる朝食は贅沢な朝だったな。できればもっと時間をとって周辺を散歩したり、カレリア料理を食べに行ったりしたかった。ペトロザヴォーツクはキジー島のためだけに訪れるにはもったいない美しい町だと思う。
スパ ホテル カレリア(SPA Hotel Karelia)
住所:Naberezhnaya Gyullinga, 2, Petrozavodsk, Republic of Karelia
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