太麻里駅とスラムダンクに出てきそうな海の見える踏切。
多良駅をあとにして10キロくらい離れた特急の止まる太麻里駅までタクシーで連れて行ってもらった。タクシー降りるときに「ここでいいの?どうせ台東まで帰るから乗っけていくよ」といわれたのだが、ここでいいのです。
お昼時の太麻里駅。列車も当分こないので、人もいなくて蝉の鳴き声しか聞こえてこない。駅前には一台のタクシーがいた。そうか・・この駅にはタクシーがいるのか。しかし、コインロッカーや荷物預かりみたいなところはなくて、駅自体が太麻里の集落から離れているので駅のまわりにはなにもない。
ということで、太麻里駅からちょっと離れたところにみつけた気になるポイントまで歩いて向かってみることにする。駅前を歩いているのだが誰ともすれ違わない。誰もいない。

太麻里駅

南国の駅って感じ。

太麻里駅前です。海が見える。

路上にワイルドに干されているのは金針菜。

なんだかこの風景・・いいなあ。

金針菜ってこんなのです。
海を眺めるように歩いていると道路の上でなにか干しているのが見える。ちょっと甘い香りがあり、フルーツように見えたのだが後でこれは金針菜という花のつぼみだと知った。そのときはなんだろうと思うくらいだったのだが、もうちょっとちゃんと見ておけばよかった。ほのかな香りが上品でよかったなあ。
さて、少し線路に戻るようにすすむと踏切が見えてくる。この踏切こそが、台湾でも有名な海の見える踏切なのです。スラムダンクの鎌倉高校っぽい風景だということで一部で有名になっているらしい。こんな山の中で?と思ったのだが、実際に踏み切りまできて振り返ってみると坂道が急なこともあり海がすぐそばに見える。スラムダンクかどうかはともかくすごいきれいな場所だなあ。

目的の踏切までやってきた

太麻里駅が見える。。

反対側、北海道みたいだ。

たしかにこの風景、スラムダンクのあの踏切にみえる。

こんなところ歩いていてなんだか不思議だなあって思うわけです。

原付バイクで疾走するおばさん

そして太麻里駅。そろそろ高雄へ戻ることにします。
それにしても、このあたりは傾斜が急なこともあって海がすぐそこにあるかのようにみえる。このあたりに泊まって日の出を眺めたりするのもきれいなのだろうな。
太麻里平交道(灌籃高手片頭曲場景)
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