オープンデッキ車両で潮風を満喫できる「ごめんははり線」の旅。
この旅でもっとも潮風をあじわったハイライト。ごめん・なはり線の旅。高知の両端に伸びている鉄道路線をもっている土佐くろしお鉄道。2日目には宿毛まで行ってみて、つぎは東側にある「ごめん・なはり線」を乗ってきた。
高知駅から普通列車が乗り入れており直通で行くこともできる。そして、土佐くろしお鉄道部分では一部の列車で車外のデッキ部分が作られているオープンデッキ車両というのがあり、その車両を狙って乗ってきた。後免駅から安芸駅までの旅は絶景の連続。前年に訪れた台東の列車旅を思い出す青い海だったなあ。
後免駅を出発してもしばらくは高知の郊外が続いていて、田植えの準備をしている田んぼなどを眺めていた。しばらくするとちょっと眺めのトンネルがありそこを抜けると海が見えてくる。ごめん・なはり線は高架橋の路線になっていてちょっと高いところを走っていることもあり海がよく見える。
まだ海水浴には早い3月の海なのだけど、美しい青色の風景は南国に来たなあって感じがする。潮風がすごく気持ちがいい。途中にある駅は海がみえる絶景の駅で、ちょっと降りてみたいなと思ったりしてしまうのだが、今回の旅ではいったんお預け。デッキから眺めることにする。
オープンデッキだと車内で窓をあけて眺めるよりも圧倒的に外にいる感じがあって風が気持ちよい。これが真冬な真夏だとしんどいのかもしれないが3月の高知はほどほどに暖かくちょうどいい感じだった。とはいえ、ずっといると寒くなるのだけれど。
後免駅から50分程度安芸駅に到着。旅を楽しむのであればこのあたりまで乗ってみるのがちょうどいい距離感かもしれないって思う。やって来た安芸の町ははやくも初夏を思わせる天気だった。台東の普快車もなくなってしまった現在となっては、海を感じる鉄道旅として、ごめん・なはり線をオープンデッキ列車で旅するのがいいと思う。
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