アシアナ航空のビジネスクラス搭乗記(バンコクからソウル経由で成田まで)
今回の旅では、ユナイテッド航空のマイルを使った特典航空券旅行だったのだが、行きは全日空で帰りはアシアナ航空と両方ともにスターアライアンスのメリットを存分に活かしたフライトで楽しめた。
とくに帰りのフライトはビジネスクラスだもの。ひさびさなのでテンションがあがるというもの。
ただ、UAの特典旅行での発券にはデメリットもあって、オンラインチェックインができないこと。これは不便というか、この時代には不安でしかない。オーバーブッキングではじき飛ばされるのって、だいたいステータスが低くてオンラインチェックインしていないユーザーなんだもの。
まあでも、そんなことは滅多に起きることじゃないので、普段通りにスワンナプームに行ってアシアナのカウンターでチェックイン。ビジネスクラスだと全てがスムーズにすすむな。。感動する。
イミグレーションのプライオリティパスなんてものもまでもらってしまい、さくっと出国。いそいそとビジネスクラスラウンジに向かう。スワンナプーム空港ではアシアナは独自のラウンジをもっておらず、タイ航空のラウンジを利用する。
で、行ってみたのだがこれがもうすごかった。悪い意味で。どこのパーティー会場だよっていうくらいの盛況ぶりで席をとるのもままならないし、なにより騒がしい。ビジネスクラスラウンジというより、席につけず途方に暮れた人たちが文句いってる図書館みたいな感じ。
提供されている食事も全然たいしたことないので、さっさと脱出して空港内のレストランで食事をとった。スワンナプーム空港に関しては普通のレストランで食事するのがおすすめでラウンジはいまいちだな・・。これなら、行きで使ったバンコクエアウェイズのラウンジの方がよかったくらいだ。
で、ボーディングタイムにゲートへ行って、搭乗に列を作っているエコノミークラスのレーンを横目に搭乗。これ・・やってみたかったんだよね。
機内は静かで、エコノミークラスとは全然違う。残念だったのは到着した成田からは車を運転して帰るのでアルコールを飲めなかったことくらいだな・・・。
どうでもいい話かもしれないが、機内アナウンスで聞いた、フライトアテンダントの人が話すハングル語の語感がかわいかった。なんかニュースとかで耳にするハングルってどうも美しくない音だなと思っていたのだが、こういう話し方もあるのだなと思うくらい違っていてかわいかったな。これは新たな発見で、韓国に対する見方が変わるくらい。
さて、今回のフライトで一番よかったのはやはりシート。フルフラットになるし、座席がエンジンより前にあるから騒音も少なく快適すぎる。深夜便だったこともあり、機内食もパスしてさっさと寝てしまった。
なので、バンコクからインチョン空港までは時空のゆがみを通ったんじゃないかというくらい一瞬で到着。早朝の空港に降り立ったのだが・・これが寒い。3月の韓国はまだ冬なのだな・・。まわりの人たちみんなコート着てるし。
ものすごい軽装な僕はアシアナのビジネスクラスラウンジへと向かった。そして、ここのラウンジはすごいよかった。まずなにより面積が広大。どこまで行っても清潔な空間が広がっている。
提供される食事も美味しいし、そして静かなのがいいよな。ゆったりとしたスペースは寛げるし、ここはよかったなあ。ビジネスクラスの権利をフルに享受できているとしみじみと実感。それだけでインチョン空港最高とかなっちゃう僕は単純な人間なのです。
ラウンジでゆったりし過ぎて、空港内の設備をまったく探検することなく成田行きの飛行機に乗ってしまったのだが、ここは結構快適に過ごせそうな感じがした。
インチョンから成田までもフルフラットのシートだったのだが、がっつりと寝るほどの時間もないので本を読んだり、機内食を食べて過ごす。フライトアテンダントの人はみんな驚くくらい美人だったなあ。
アシアナってたまに起こす事故が衝撃的過ぎるから印象悪いかもしれないけれど、普通に乗っている分には全然いい航空会社だと思う(事故に遭ったらそんなこといえないのはわかるけれど・・)。
成田に到着して荷物もさっさと出てきてすごくスムーズな帰路につくことができた。
いつもLCCとか乗っている感覚からすると万事がスムーズに済むのは快適なのだが、これにLCCの10倍くらいの金額をかける価値があるかといわれると微妙なところもあるよな。特典航空券だからこそ楽しめるフライトだったのかもしれない。
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