アドベンチャーワールドでパンダ探訪記(パンダラブ・ツアーも行った)
この夏の国内旅行は近畿への旅。家から車でアドベンチャーワールドまで行ってみた。すごい遠かった・・運転した自分にびっくりだ。
しかし、紀ノ川サービスエリアで迎えた夜明けや、アドベンチャーワールドを堪能できたのはよかった。次はもっとのんびり行きたいが、まずはこれはこれで楽しい。
アドベンチャーワールドには開園前に到着できたので、せっかくならばとパンダラブツアー申し込みをチャレンジしてみることにした。
1日15人限定でかなり人気のツアーなのだがなにしろ1人5,000円と高額。隣に並んでいた家族連れのお父さんが子どもに「今日は”パンダラブ”じゃないからな、あっちの”いるかのおやつ(300円)”だからなっ」と説得しているのがせつなくて、ちょっと申し訳ない気持ちになる。
ちなみに、パンダラブツアーを申し込むためには複数あるゲートの最前列かつ、向かって左側の2つのゲートに並ぶことが重要。申し込み窓口に一番近いのは一番左から2番目のゲートだった。
並ぶ際はかなりヒマなので簡易チェア、ざぶとん、暇つぶしの会話のネタや本などがあった方がいい。あまりにもヒマだったので一緒に旅したやつらと動物名縛りのしりとりとかしてしまった。
アドベンチャーワールドは動物園、水族館、遊園地が一体になったテーマパークで、希少動物を一気にみられる点、そして沢山のパンダがみられる点で有名となっている。
有名どころの動物は他の動物園でもみているので今回はパンダをメインで、というかほぼパンダだけをみてきた。
あれ、家にいたらすごい大変そうだが和みそうだ。
朝イチで入園とともにパンダラブツアーの申し込みを完了させて(すごい僥倖ともいえる出来事だ)、あとはふらふらとパンダ舎へと向かう。
地図でみるとすごい大きなテーマパークのように感じるのだが、実際歩いてみるとそうでもなくて結構こじんまりとしていると感じるのは、ホーチミン シティのスイティエン公園と比べてしまっているからかもしれない。
朝イチだとペンギンがお出迎えしてくれる噴水を通り過ぎて(あとで考えると、あれかなり面白かった)、朝食を食べに出てきたパンダを眺める。
パンダはかなり視力が悪いらしくて、ぼけたおじいさんみたいにうろうろ徘徊しながら歩いて食事に近づいていく。毎日同じところに置かれているっぽいから覚えるだろうに・・。
芝生に座ってばりばり音を立てながら笹かじっている姿はほんとうに奇妙。あれが着ぐるみじゃないだなんて。
このあとのパンダラブツアーで知ったのだが、パンダは体質的には雑食でなにも笹だけしか食べられないということではないらしい。
よって、笹を食べてもほとんど消化せずに糞として出てしまうとのこと(実際に糞をさわって匂い嗅いでみたが笹の固形物だった・・)。
そして、複数のパンダをみてみて気づいたのだが、個々のパンダはかなり性格に差があって穏やかなパンダとか、サービス精神旺盛で活発なのとか、ひたすらだらだら寝転がっているのとか・・同じ両親から産まれているのにあの性格の差はどこから出てくるのだろう。
ちなみに、パンダラブのときは活発な子だったので、サービスに前のめり感があって面白かった。
パンダラブツアーについては、5000円もするので家族連れには確かに大変な負担にはなるかと思うけれど、成都まで行って間近にパンダみるくらいなら、ここでお金払った方が・・という選択肢もある。しかし、僕みたいにここでパンダ愛に火がついて「成都に行かねば・・」となる場合もあるので注意が必要。
もう一点。食事については早めの行動がおすすめ。レストランを利用する場合には11時には食べておかないと11時半過ぎには満席で待つことになる。おすすめは、一番奥にある「サファリレストランJambo」。
サファリ感というよりファミレス感が強いのだが、結構かわいいランチをそれなりのお値段で出しているが、まあテーマパーク内で食べる食事としては無難で手頃じゃないかと思う。早めに入ればゆっくりできるし。
パンダ以外についてはほとんどなにも見ていないので、なんともいえないのだが、動物園としてもそこそこ有名だし、遊園地の機能も取りあえずあるので、1日中遊べるテーマパークだと思う。これが近ければもっと通うんだけれど、もし近い人は通った方がいいくらいおすすめしたい。
アドベンチャーワールド
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
時間・休み:最新情報はウェブサイトにて確認してください
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