バンコク下町猫さんぽ
今回のバンコク旅はとにかく猫によく出会った。
バンコクついてプラナコーン ノーンレンへ向かう裏道でまず猫に出会ったし、そのあと泊まった部屋はまさかの猫モチーフの部屋という奇跡のような出来事だったし。
おもに、プラナコーン ノーンレンの周辺なのだが、バンコク下町の散歩とそこで出会った猫のことでも記録しておくことにする。
この街では猫が地域に同居して存在しているって感じがした。溺愛されているわけではないが、虐げられているわけでもない、ただそこに存在しているという印象。
バンコクは表通りは飛ぶように車やバスが疾走している喧噪の街だけれど、裏通りに入ればバイクの行き交いすら容易でない路地があったりする。
そういうところを、サンダルをぱたぱたさせながらのんびりと散歩するのが好きなのです。
朝夕はWat Intrarawihanまで出かけていって猫と遊んだりする。寺院の境内にもいるけれど、その周辺にも結構住んでいて、なんだか前回よりも増えた感じもする。
夕方よりも朝の方が元気で、朝はじゃれあったり、ふんふん散歩したりしているのだが、夕方は暑さにやられるのかぐったりしている。人懐っこすぎることはないが、適度な距離感で遊べるのがまた楽しい。猫ってそんなものだよな。
このあたりの路地は人の生活感があるところで、散歩していたりすると家の玄関があいていて、その奥でおじさんが昼寝しているのが丸見えになったりしている。下町ってどこも同じで面白い。
ワット ポーのまわりも古くからの街並みが残っていて歩いていて楽しいところ。ター・ティアン(Tha Tien)桟橋のあたりは市場にもなっていて、裏通りにはチャオプラヤ側で採れた魚を干していたりする。となると、ふっくらした猫がいるというもの。もはやなんという無防備さ。
そして、近所の子ども達とも仲良くやっているのか、遊んだりしている。きっと、こういうところで生活する猫のことを「リア充」と呼ぶのだろう。
ワットポーの境内の中にも猫がいたし、印象的だったのは大理石寺院の別名をもつワット ベンチャマボーピットの猫。
仏像が並ぶ、ひとけのない回廊を歩いていると、どこからともなくくしゃみの音がする。耳をすますと、どう考えても仏像がくしゃみしているような感じにしか思えない。ついにおれもこういう経験しちゃうのかと、すごくどきどきしながら仏像に近づいたら、その裏側に真っ黒な猫がいてはな垂らしながらくしゃみをしていたのを見つけた。
いやもう仏像がくしゃみってことで、お前はその影でいいんじゃないかって思ってしまった。
日本ではペットで猫が人気になっているけれど、同じくらい虐待もニュースになっている。
そんなことを考えていると、この国の猫のあり方ってとても自然でいい距離感だよなって思える風景だった。猫のあり方をみてもタイという国のおもしろさがある。




































コメントを残す