プノンペンの治安について
2016年夏時点でのプノンペンはだいぶ治安が悪くなっている印象をうける。通りや路地によってはリオデジャネイロ並みだなって思えるくらい。 この街には何回か来ているけれど、以前と比べても現状はかなり悪い方の部類だなと思う。
殺人事件に巻き込まれるというのは現地に住んでいて恨みを買うとかしない限りはなさそう。しかし、ひったくりや強盗にあう可能性はとても高いと思う。プノンペンの街は一見するとのどかそうにも見えるけれど、とりわけ注意が必要なので書いておくことにする。

プノンペンの街
今回の滞在では市の北部はセントラルマーケットまで、南側はトゥールスレンやイオンのショッピングモールがあるあたりまで。基本的にはもともと治安がいいとされていたボンケンコンエリアを中心にいたのだけど、ここでもひったくりの被害は増えている。
とくに危なそうなのは830通りのあたり。周りは高い塀に囲まれた路地裏なので、昼間でもあぶなさそう。カフェなどがならんでいるパスツール通りのあたりでもひったくりに遭っている人を見かけたので、もはや貧乏くさい格好しかできないな・・と思ってしまう。
独立記念塔あたりは週末の夕暮れ時になると若者や家族連れが集まってきて、のどかな風景がみられるのだけど、ここも20時を過ぎると急に人が居なくなってひったくりの多発地帯となる。夜の移動は多少高くてもトゥクトゥクでの移動が必須。

夕方の独立記念塔
ひったくりにあうケースとしてはエリア問わず、トゥクトゥクを降りた瞬間とか、スーパーマーケットから出たときなど、ちょっと油断したときにやられることが多い。もちろん、写真撮るのに気を取られているとか、人気のない路上を歩いているとかも危ない。

独立記念塔の公園、夕方は家族連れで賑わっている

強盗はもはや深夜まで出歩くことを否定する感じになるが、トゥクトゥクやタクシーで移動している分にはそれほど被害はないので、徒歩で移動しなければあうことはないと思う。
リオデジャネイロとの比較でいうと、リオは「あ、ここはまずい」というのが感覚的に分かりやすいのだけど、プノンペンはのどかな場所でも大通りでもどこでも起きているという感じで厄介だなというところ。日本と同じような感覚で行動すると、文字通り身ぐるみ剥がされるくらいの勢いでやられることがある。
プノンペンはフランス領だった影響から美味しいフレンチも多いし、最近はおしゃれなバーとかも増えているので夜も楽しく、今回の旅でも飲み歩いているのだけど、他の街での旅と比較しても、そして自分が旅慣れていると思っていたとしても、少し過剰なくらいに注意しておいた方がいいと思う。











先月ひったくりに合いました。空港に行く朝一番の乗り合いバスに乗るためにモニポンをセントラルマーケットに向かって相棒と二人で歩いていたときです。二人乗りのバイクが近づいてきたので、それに気を取られていたら、別の二人乗りのバイクが後ろからかなりのスピードで近づいてきて、カバンのベルトをつかみ取ろうとしました。バイクは相当のスピードですから、ものすごい力です。幸いとられませんでしたが、怖かったのはその後です。ホッとしたのもつかの間、再び二台でアタックしてきました。その後も挑発するように薄笑いを浮かべて何度も近ずいてきました。一人だったら…今思い出しても怖くなります。まだ薄暗い時間に歩いていた自分が悪かったのです。それにしても、(ご存じのとおり)歩道が車の駐車場になっているのでどうしても道路側を歩かざるを得ない道路事情は何とかならないもんでしょうか。