沙淘宮前鄭家菜粽での朝食、まさに台南らしい朝食だと思う

今回泊まっている米宿のお姉さんに教えてもらったところ。「もう台南あちこち行ってるから知ってるでしょ」と言われたのだが、ここは知らなかった。そしてこの旅でもっとも印象に残る場所だった。やっぱり地元の人に聞くと新しい発見がある。

僕が台南のなにが好きなのかというと裏通りの街歩きで、このお店はそんな車も通らなさそうな小さな路地の一角にある。目の前はお寺で、その庭先にテントを張って営業してる屋台みたいなところ。なんだかすごく台南っぽい風景。外で食べるというのも気持ちがいい。

メニューは粽と味噌汁だけ。そして劇安です。小さな粽はベジタリアンメニューなので、肉は入っていなくて代わりにピーナッツが入っている。このピーナッツがいいアクセントになっている。ちょっと甘めのタレがかかっていて、上に乗っているパクチーとの相性もよい。これはちょっとクセになる味。

味噌汁は煮干しで出汁をとっていてちょっと甘めの味付け。九州の田舎町で食べている味噌汁みたいでちょっと懐かしい味(九州出身ではないが、この味が好きなのです)。

まわりは地元の人たちが朝の時間をのんびりと過ごしている。この街でこうして朝食を食べて1日が始まる人生ってどんな感じなのだろうって考えたりもする。なんだかそれはとてものんびりしていて楽しそうな感じがするな。こういう場所が家の近所にあればいいのになと思ったりする。台南で好きな場所をまた見つけてしまいました。

沙淘宮前鄭家菜粽
時間:5:30 – 9:00
休み:不定休

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