まさに台南らしい場所「無名豆花」でスイーツを食べる

朝に食べた無名羊肉もそうだけれど、無名であることは歴史が古いお店の一つでもあるみたいで、台南にはそうしたお店が結構ある。決して無名チェーンということではないのです。

この無名豆花も古くから台南にあるスイーツ店で元々は屋台のカートで営業していたお店とのこと。いまは店主の家の軒先で営業をしている。この建物はお店なのかなと思ったら家で、本当に軒先だけで営業をしている。

基本的にはテイクアウトでちょっとバイクで買いに来るお客さんがメイン。イートインはおまけみたいなところがあるのだが、このユルい雰囲気が最高によい。ラジオから台湾の音楽がかかっていて、のどかなポップがかかっている。僕はここで旺福というバンドの存在を知る。

豆花は色々なメニューがあるのだけど、定番は今回食べたピーナッツとあずきのものになる。懐かしい味わいでピーナッツがいいアクセントになっている。ちょっと濃いめの甘さが暑い日には栄養補給ではないけれどちょうどいい感じがしている。

ピーナッツと小豆の豆花が定番

それにしてもこのお店の雰囲気がすごくいいなあ。のんびりとしていて、のどか。通りを走るバイクを眺めて、ラジオから流れる音楽を聴いて、そして僕は豆花を食べている。おしゃれなカフェで飲むコーヒーやバーのカクテルもいいのだけど、昼間にのんびりと過ごすこの時間もまた台南らしい風景であり味だなって思える。

無名豆花
時間:9時30分-17時30分
休み:火水

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