庄内映画村で日本の原風景につつまれる

今回の旅のラストは庄内映画村。最近は藤沢周平の作品を読むことが多く、藤沢作品が映画化されたときにオープンセットのロケ地として使われていることもあり、ずっと気になっていたところ。

庄内映画村のサイトにも書いてあるけれど、カーナビに従うと違うところに連れて行かれてしまうので注意が必要です。僕は住所を入力して、そのあとは近くまで来たら看板にしたがって進みました。それほど難しいルートではないし、極端に運転しづらい道ということもないので、近くまで来られれば大丈夫かと思います。ただ、信号のない一時停止ポイントが多数あるのでスピード出しすぎていると事故るか警官につかまる可能性ありなので、そこは注意が必要。

蝉しぐれで登場した主人公の家

映画村の入場券は近くのホテルやコンビニなどで割引券売っているので、それを買っていくのがおすすめ。割引券をチケット販売の窓口に持って行って村内の地図と交換します。村内は周遊バスが走っていて、500円で乗り放題。3台運行していて、15分間隔ということだけど、そこまで長く待つ印象はないです。で、バスのチケットはケチらずに買うべき。歩いても片道2キロくらいなのだけど、日陰もないし、舗装もされていない坂道を歩くのはかなりしんどいかと思う。これは個人的な感想でもあるし、チケット買わずにしんどそうな人を多数見かけたことにもよるものです。

あとは、この村に来る前に「十三人の刺客」、「蝉しぐれ」くらいの映画は見ておくと思い入れが強くなるんじゃないかと思う。

トトロの森の風景みたい

僕が一番感動したのは電線のない里山の風景。手植えされた水田と茅葺きの農家、鎮守の森といった趣の神社など、僕はそんな古い時代を体験したこともないし、これは作られた風景なのに、あまりにも美しい風景だと感じて、なつかしささえあることが不思議だけれど、それでもやはり美しい。ブータンや中国の雲南の田園風景もみてきて、それに通じるところもあるなと思える。

とにかく季節を変えて、春や秋にも来たいなと思ってしまう場所だった。すごいきれいそう。

 

庄内映画村

 


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